STEP 1 〜 BBQ道具を準備しよう!
  チャコールグリル 軽量コンパクトなものもあるが、出来るだけ深さのあるものを選びましょう。また、足が二段階に調節できるもの(地べたに座っても、イスに座っても使える)がより便利です。七厘は熱が冷めにくく、割れやすく、丸型は焼き面が小さいので、できれば金属製角型のBBQグリルを選びましょう。
  焼網 チャコールグリル専用の焼き網を用意しましょう。 
  チェア 地面が砂利でも、雨上がりでもお尻が濡れることなく、また季節を問わずBBQを楽しめます。できればコンパクトになるリゾートチェアタイプ(足がクロスしているタイプ)ではなく、ディレクターチェアタイプの方が腹部の圧迫感がなく、BBQに向いています。 
  着火剤 着火剤はジェルタイプ、固形タイプなどがありますが、途中の継ぎ足しは厳禁です。ケチらずに多めに使うことが大切です。 
  木炭 木炭の目安は、通常の焼肉型BBQであれば一人1kgが目安です。グリルの形状や熱効率にもよりますが、1kgあれば十分でしょう。 
  火ばさみ 別名炭トング。炭を足したり、炭の位置を変えたりする時に使用します。これがないと結構つらいです。 
  テーブル 食材や食器などを置くときに必要です。小さくても良いので1台は必ず持参したいものです。 
  食器類 割り箸、紙コップ、紙皿は最低限必要です。家庭から持参するのも良いですが、陶器製の食器は割れることがあり、割れた場合足もとが危険になることがありますので、割れない食器を用意しましょう。
  調理道具 使う予定がなくても、包丁とまな板のセット、キッチンハサミ、トング程度は準備しておきましょう。意外とその場で必要になることも多いです。 
  保冷クーラー 食品及び飲料などを保冷するのに必要です。「すぐに食べるから必要ない」と思っていても、いざBBQをしてみると、炎天下の中、長い 時間食材が放置されるということも多く、食品の安全性が保たれませんので、できれば余裕を持つためにもクーラーや保冷バッグは持っていきたいですね。
   団扇 炭火を熾すには基本的に団扇は必要ありませんが、より効率的に熾す場合には有効です。初心者の場合、着火時の風のコントロールが難しいので、団扇による送風に使用します。 
  バケツ ブリキのバケツ。火消壺があれば尚よし。
  水タンク 焼いて食べるだけ、と思いつつ、意外とあると嬉しいのが水タンク。ちょっとした洗いモノなどもできます。ペットボトルに水を入れて持参してもOKです。
  軍手 チャコールグリルを扱う場合、かなり熱くなっている場合がありますので、軍手で手を保護しましょう。また設営、撤収時の手の安全にも役立ちます。 
  アルミホイル 火の通りにくいものや、帰りの食材の持ち帰りなどで重宝します。 
  ゴミ袋 撤収時のゴミの処理の際に利用します。また地面に荷物を置いたりする場合や急な雨などの場合にも便利に利用できます。 

 STEP 2 〜 食材を準備しよう!
お肉 お肉は「完全加熱」が原則ですが、比較的調理しやすい牛肉を中心に選ぶのがポイントです。またタレ漬けのお肉を選ぶと、網にタレが付着して焦げるため、できればタレ漬けではない生肉を用意しましょう。また薄切り肉はすぐに火が通って焦げてしまい火力の調整が難しいので「焼肉用」という厚みのあるお肉を選びましょう。
  お魚 生魚を丸ごと焼くのはもう少し経験を重ねてからにしましょう。まずは干物を中心に楽しんでみましょう。 
野菜 野菜は予めカットして、袋に入れて持参しましょう。ゴミも出ず、簡単に調理できます。
調味料 調味料は、塩、コショウ、醤油が最低限あれば大丈夫。焼肉の場合はお好みの焼肉のたれを持参することも忘れずに。 

 STEP 3 〜 場所を選ぼう!
車の場合 まずは設備の整ったオートキャンプ場やBBQのできる公園を利用しましょう。但し、飲酒運転はできませんので、その点は十分に気をつけて下さい。駐車場の有無や、駐車場からBBQ場所までの距離や運搬手段を確認しておきましょう。
  公共交通機関 BBQ道具を貸してくれる公園やキャンプ場もありますので、電車やバスで行きやすい場所を探してみましょう。但し、貸出し機材については早めに確認して、無いものは持参することを忘れずに。 
注意 夏になると河原や海辺などBBQを楽しむ姿を良く見かけますが、実際にはBBQが許可されていない場所だったり、ゴミの不法投棄などが問題になっている場所も多くあります。まずは少々お金をかけても、安心してBBQを楽しめる施設を利用しましょう。

 STEP 4 〜 BBQをしてみよう!
設営 まずはBBQサイトを作りましょう。まずは出来るだけ木陰を確保しましょう。特に夏場は木陰をサイトにすることで、直射日光を遮ることができます。また急な雨の場合でも少し雨を遮ってくれる場合もあります。
  炭火熾し チャコールグリルの底に着火剤を並べ(多めに)、その上に細かい炭を空気の通り道を確保しながら隙間を空けて組み上げます。最初は概ね300g〜500g程度の炭を使います。
組み上がったら着火剤に点火し、そのまま置いておきます。着火剤から炎が出ている間は団扇で扇がないことが重要です。種火は「炎」で熾しますので、折角の炎が消えてしまいかねません。種火ができたら、炭をチャコールグリル全体にならして、その上に炭を載せて着火していきましょう。 
  炭足し 炭を足す場合は、そのままグリルの炭の上に並べるのではなく、炭の中にもぐりこませるように足しましょう。今ある炭の上に新しい炭を載せると、新しい炭が熾きるまで中断されます。種火は炎で熾しますが、それ以降は「熾きた炭(赤く燃焼している炭)と炭を密着させ熱を伝導させること」で熾すことができます。 
調理 炭火が熾きたらいよいよBBQの開始です。焼き網を設置し、食材を載せて焼きます。焼けたものから順次食べましょう。
調理テクニック 網を塞いでしまう程大量に食材を載せるのは厳禁です。空気が通らず、炭が立ち消えしてしまう場合があります。逆に食べる速度と焼ける速度のバランスが保てなくなると、焦げの原因になりますので、落ち着いてゆっくり焼いてみましょう。
またタレ付けのお肉などを焼く場合には、十分に漬け込みタレを切ってから載せましょう。 

 STEP 5 〜 気持ちの良い撤収方法
余った食材 余った食材は安全に保管出来ていない場合は、残り火で焼いてから持ち帰りましょう。アルミホイルを持参して、焼き済みの食材を包んでおくと良いです。
  ゴミ ゴミはBBQ場所の指示に従って分別し処分しましょう。ゴミ処理ができない場所では必ず持ち帰りましょう。ましょう。まずは干物を中心に楽しんでみましょう。 
  残った炭は施設内に「炭捨て場」があればそちらに処分しましょう。なければブリキのバケツに水を張ってその中に炭を入れて消化し持ち帰るか、火消壺があればそちらで消化しましょう。燃え尽きるまで待つにはかなり時間がかかりますし、不法に投げ捨てるなどは絶対にしてはいけません。場所が汚れるだけでなく、火災の原因ともなりますので、炭の後始末には十分に注意して下さい。 
清掃 来た時よりもきれいにして帰りましょう。自分だけのBBQ場所ではありませんので、次の人のためにきれいに維持しておきましょう。
機材清掃 チャコールグリルや焼き網をBBQ場所の炊事場などで洗う場合は、施設の指示に従って行って下さい。無断で行うことは絶対にしないで下さい。基本的には自宅に持ち帰ってから機材は清掃するようにしましょう。 
焼網の掃除は、十分に炭火で熱して空焼きしてからブラシをかけます。ブラシをかけた後で、食器洗剤で洗浄し、十分に乾燥させてから、オリーブ油を軽く塗っておきます。
グリル本体の洗浄は、食器用洗剤または油汚れ専用洗剤で洗い、十分に乾燥してからしまいましょう。


BBQ全般に関するQ&A
そもそもBBQって何ですか? 
そもそもBBQとは「直火で肉を焼くための調理法」です。が、今日では、野外で調理して食べるお肉を中心にしたパーティー(またはパーティー料理)や、日本では野外で食べる焼肉を指し、直火でなくガスや電気を熱源にした鉄板焼きなどもBBQと呼ばれています。
本格的なBBQってどういうもの?
本格的な、というのが何を指すかによって変わってきます。パーティー的な本格BBQもありますし、本格的な焼肉BBQということも可能です。そんな曖昧だけど楽しいBBQについて日本BBQカレッジでは3つに分類してBBQをご説明しています。
@J’style BBQ …日本式の焼肉、焼きそば、焼鳥BBQ
ATraditionall BBQ …語源的BBQ。すなわち直火による塊肉の丸焼き
BCasual BBQ …アメリカ型BBQ。すなわち野外でのパーティー型BBQ

食材に関するQ&A 
お肉の選び方のポイントは何ですか? 
価格や品質、部位、畜種など様々なポイントはありますが、メニューによって合わせるのが基本です。その上で、意外と見落としがちですが、重要なポイントとしては「火の通し方」と「脂の量」です。
牛肉、羊肉についてはお肉の表面を十分に除菌し加熱することでレアやミディアム状態でも召し上がることができますが、豚肉の場合は完全に中まで加熱することが基本です。鶏肉については基本的には牛肉や羊肉と同様ですが、足が速い(鮮度維持時間が短い)ため、豚肉同様に完全加熱を基本にすべきお肉です。
脂の量は焼き方に直結する重要なポイントです。脂が多いと、網から垂れる脂の量も多くなり、燃え上がる原因にもなりますので、テクニックの習熟度と合わせて選ぶことが大切です。
野菜の選び方のポイントは何ですか? 
 A 野菜は火を通す必要があるのか、火を通した方が美味しさ(甘味など)が増すのか、火を通さなくても(サラダとして食べられているか)美味しいか、旬の野菜であるか、ということをポイントに選んでください。
サラダで食べられる野菜の場合は「炙る」程度で美味しさが増しますし、そのままでも十分に食べることができます。一方、家庭では煮物や炒め物で使われる野菜に関しては、自宅で予め茹でてくるなどの下ごしらえが必要な場合があります。
また、野菜が含んでいる水分量が多いか少ないか、によっても焼き方が変わってきます。
野菜の特徴と、直火焼きの特徴のバランスを考えながら選んで下さい。
お魚の選び方のポイントは何ですか?
生の魚や貝類については寄生虫などが付着している場合がありますので、十分に洗浄するか、または下処理することが必要です。また、生魚の場合は、身の固さに(しまり)よって、網焼きに向く向かないがあります。生魚の場合は、焼き網を利用するよりも、魚串を利用して焼き上げる方が楽な場合があります。
また、もっと気楽にお肉や野菜と同様に焼き網で調理したい場合は干物を利用すると良いでしょう。

下ごしらえに関するQ&A  
下ごしらえは必要ですか? 
BBQに出かける前の下ごしらえは、大きく分けて下記の通り3つ場合に行います。
@現地でゴミを出さないための下ごしらえ
A焼網に載せてで焼くだけでは加熱が難しい場合に、予め火を通しておく。
B食材の味付け、漬け込み
漬け込みの方法は? 
漬け込みの際、塩分を加えると浸透圧の影響で、食材の水分が抜け出ることがあります。肉質の柔らかいお肉などの場合、張り切って漬け込んでしまったばかりに現地で焼いたら「パサパサになった」というようなことも多くあります。
下ごしらえで食材に味を付ける(漬け込み)ことは、固い肉質のものを柔らかくしたり臭みを消すために果汁やスパイスなど漬け込むということを理解しておくことがポイントです。

木炭についてのQ&A
木炭はどれを選べば良いですか?
張り切って備長炭を持参してBBQに行かれる方も多くおられます。確かに燃焼温度は高く火持ちもしますので、良い炭ではありますが、市販の着火剤では着火できなかったり、爆跳して危ない場合があります。
BBQには向く炭は、@安定していること、A高火力であること、B着火が簡単で長持ちすること、がポイントです。マングローブなどの輸入された安価な炭も短時間の焼肉型BBQでは使用できますが、本格的にBBQを楽しむ場合には不向きです。
備長炭までは必要ないと思いますが、岩手木炭などの昔ながらの技術が伝承された高品質で安定した木炭をチョイスするのがポイントです。

概ね白炭(備長炭など)は着火が困難ですが、高火力、長時間。黒炭は着火が簡単ですが、白炭に比べると燃焼時間が短く、火力が低いのですが、黒炭の中にも白炭に負けない火力と燃焼時間を持ったものもありますので、それをチョイスしておくと間違いがありません。
豆炭についてはダッチオーブンや鉄板の熱源として利用する場合もありますが、日本では炭焼きグリルでも使用できるオガ炭や切炭の方が、同時にダッチオーブンを使用する場合でも汎用性があり良いです。
炭の量はどの程度必要ですか?
木炭は一人700g〜1s程度あれば十分です。木炭の種類にもよりますが、岩手木炭などの品質の木炭であれば、この程度の量で2時間程度のBBQに十分な量です。
炭が余ったらどうやって保管するの? 
余った木炭は密閉容器(プラスティックケースなど)に入れ、乾燥剤を入れて保管しておくのが最も望ましい保管方法です。 
着火剤は何が良いの? 
炭を着火する場合はまず着火剤を利用します。北海道や東北、信州方面などの「薪ストーブ」を使用する地域では、「文化たきつけ」「ベスター」などの商品名の着火剤があり、非常に強く大きな炎で着火できるのですが、ジェルタイプや固形燃料タイプの着火剤の場合、炎が小さく、炭への着火に時間がかかることがあります。この場合は着火剤の上に乾いた使用済の割り箸などを載せ炎を増幅させてあげると良いです。
新聞紙などで着火することもできますが、新聞紙の灰が飛び危険なこともあり、周囲に灰を撒き散らすことにもなりますので、おススメ致しません。
炭の着火方法を知りたい。 
着火剤はケチらずに、大目に使用することがポイントです。途中の着火剤の継ぎ足しは自己の原因になりますので、最初から大目に使用しておきましょう。
また、炎が円形状に上がるように円周状に着火剤を配置することも重要なポイントです。
また最初から大きな木炭に着火しようとはせずに、細かな炭を着火剤の上に載せ、種火を作っった後で、大きな炭に着火するようにして下さい。
最初の種火作りの際は、炭と炭を密着させず、空気の通り道を確保しながら「組み上げる」ようなイメージで着火剤の上に置いてから着火剤に点火して下さい。種火ができましたら、今度は種火と大きな炭を密着させ、炭から炭へ直接熱が伝導するように置いて下さい。
炭火が熾きた状態とは? 
木炭が真っ赤に燃え、黒い部分が無くなれば完全に着火できています。赤く燃焼している部分には白い灰が付着して白っぽく見える場合もありますので、団扇で扇いで灰を飛ばし燃焼状況を確認して下さい。赤い部分が全体の8割程度になりましたらBBQ開始OKです。

 焼き方に関するQ&A
BBQにはどういう焼き方があるの? 
語源的BBQは「直火の肉料理」ですので、直火を基本にすると@炭火グリル&焼網、A炭火グリル&金串(スキュア)または竹串を利用するのが基本になります。
日本式のBBQ、すなわち焼肉や焼鳥であれば、七厘なども利用できますし、アメリカ型パーティー型BBQであれば大型のガスグリルなどでも焼くことができます。 
焼き方についてもっと知りたい 
言葉や画像では表現し切れず、間違ったニュアンスで伝わってしまう場合があります。したがいまして、日本BBQカレッジ主催のBBQミーティングやセミナーにご参加ください。



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